フライパンで珈琲焙煎!

フライパンを使うカエル 珈琲の話
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くまっちです。
今回は、家でもできるシリーズとして、フライパンでコーヒー豆の焙煎をやってみます。
家にあるモノで焙煎できるので、「コーヒー焙煎をやってみたい…」と思っている焙煎初心者さんでもトライしやすいはずです。

用意する物

焙煎に必要な道具と生豆
  • コーヒー生豆
  • フライパン
  • 木べら(しゃもじ)または菜箸
  • キッチンスケール

焙煎したあとに、必要なもの

  • 豆を上げるザル
  • 豆を冷却するうちわ、またはドライヤー

今回は、中途半端に残っていたエチオピアの豆を使い切りたいと思います。
量ったら、154.5gでした。
もちろん中途半端な量で焙煎するのはイヤだ!という方は、きっちり100gとかで焙煎して下さい。

計量した生豆
大体いつも100g~150gあたりで焙煎してます。

焙煎スタート 

点火してフライパンに生豆をいれたら、木べらなどで撹拌していきます。

生豆をフライパンに入れる


だんだん色が変わってきます。
5分くらいで黄色っぽくなりました。

黄色くなってきたコーヒー豆
甘く、香ばしい匂いがしてくる~!

黙々とかき混ぜていきます。

茶色くなってきたコーヒー豆

1ハゼ(豆が膨張して、パチパチと爆ぜること)が起こってきたあたり↓

1ハゼが起こったコーヒー豆
けっこうムラがあるけど、気にせず続行!

2ハゼ(ピチピチと音がする)が始まったので、今回はここで煎り止めにしました。
このあたりになると、煙が目を攻撃してきます。あと、熱い…。

自分が飲みたいと思った焙煎具合になったら、煎り止めのタイミングです。
ただ、フライパン焙煎だと、黒々としたテカテカの超深煎り豆になるまで焙煎することは難しいと思います。(ガス代も時間もかかる)

2ハゼが起こったコーヒー豆

煎り止めしたら、ザルに上げてうちわなどを使い、コーヒー豆を冷却します。

ザルに上げたコーヒー豆

チャフが…、チャフが散らばる…。
※チャフとは、豆についている薄皮のことです。焙煎すると剥がれてきます。
チャフからは逃れられないので、ここは諦めましょう。

チャフの残骸
チャフ地獄


焙煎した時間は、20分ほどでした。
写真を撮りながら焙煎したので、実際はもう少し短い時間です。

冷却が終わったら、計量して終了~!
計量はマストではありませんが、どのくらい水分が減ったのか知りたい方は量ってみましょう。
焙煎後は132.5gになったので、15%くらい減ったことに。

焙煎し終わったコーヒー豆
計算あってる…?

焼きムラが有りまくった

焼きムラがあるコーヒー豆
ムラがあっても美味しく飲めたよ。

フライパンで焙煎すると、どうしても焼きムラは多くなりますが、それもヨシ!
自分は、よっぽど黒焦げな豆はハンドピックしますが、大体の豆は飲んじゃいます。
(もったいないし…)
焼きムラが気になる方は、丁寧にハンドピックしてから飲めばOK。

チャフだけ覚悟して!

焙煎後のチャフの掃除はけっこう面倒ですが、フライパン焙煎だと少量のコーヒー豆を焙煎できるので、「ちょっとコーヒー飲みたい」と思い立った時に便利です。
あと、コーヒー豆の色が変わっていく過程も直に見られるのが楽しい。

フライパン焙煎が未経験な方でも、気軽な気持ちでチャレンジしてみましょう~!

今回は以上です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。