コーノとカリタ、2つの焙煎塾に行ってみた

焙煎されたコーヒー豆 体験談
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くまっちです。
今回は、「珈琲の焙煎機を実際に触って焙煎してみたい!」と思ったくまっちが、焙煎セミナーに行った体験談です。
過去、珈琲サイフォン株式会社の「コーノ式珈琲塾」と、コーヒー器具メーカーKarita(カリタ)の「ナナハン焙煎塾」に行きました。
 

コーノ式焙煎塾

まずは円錐式の名門ドリッパーで有名な珈琲サイフォン株式会社の焙煎塾です。
「KONO」と書かれたドリッパーを使っている人も多いのではないでしょうか。
くまっちも何個か持ってます。

初級・中級・上級コースの3段階あり、各コース共に2日間連続受講というスタイルでした。
当時、たまたま初級コースの日程と仕事の休みが重なっていたので、思い切って受講することにしたのです。

1日目は抽出、2日目は焙煎

1日目、知らされたのはまさかの塾長(社長)不在。
社長に教えてもらえるんだと思っていたので、ちょっと残念でした。
名物社長っぽい噂を聞いていたもので…。

ずっこける熊
社長、いないんかーい!

初級コースの内容

1日目→コーノ式ペーパードリップの抽出方法を教えてもらい、抽出を何回も練習
2日目→10キロの焙煎機を使って、コーヒー豆を焙煎する
(その他、コーヒー豆についての座学も有り)

なかなかカオスな状態だった

正直に言いますと、会場に着いた時は外観のビンテージ感に驚きました。
い、いや、いい意味でね?いい意味で、会場の中もけっこう雑多な雰囲気を醸し出していて、「こ、ここでやるのかあ…」と思ってしまいまし
古き良き昭和の建物でした。
そんな中、当時最新のエアコンが稼働していたのがやけに記憶に残っています。(そこ?)

そして、会場の中は初級コース以外のコースの受講者さんや、受講者さんじゃないけれど、スタッフさんでもなさそうな人達が入り乱れ、座学以外の時間は「今、誰に教わってるんだ?」と思ったりもしましたが、教えてくださった方々は皆さん丁寧に教えてくださいました。

でっかい焙煎機にビビりつつ…

さすが業務用だけあって、10キロ焙煎機は大きかったです。
緊張しましたが、スタッフさんに操作を教えてもらいながらなんとか焙煎しました。
というか、言われるままに操作していたので訳の分からぬまま終了した感じです。

その時、スタッフさんが「社長は、焙煎している豆の音を聞いただけで、どこの産地の豆か当てることができる」と言っていて、やっぱり社長がいたら、もっと面白かったかもな~と思ったり。

社長~!

2日目の講座終了時間が近づいた時に、社長が別件の仕事から戻って来ました!
初めましての状態で、初級コース修了証を社長からもらったよ…。
この後、懇親会があるということでしたが、2日連続の緊張と知らない人たちばかりの空間で気疲れMAXだったくまっちは、パスして帰りました。
懇親会に参加したら、社長にいろいろお話も聞けたとは思いますが、気力体力ともにゼロ…。

初級コースの修了証
ドリッパーは非売品のやつらしい。

お土産は自分で焙煎した豆と、コーノ名門ドリッパーでした。

初級しか受けてない

もちろん初級コースだけでは焙煎機の使い方をマスターするまでにはいきません。
この後は、どうしようかな~と迷いましたが、中級・上級コースは結局受けていません。

初級コースで疲れ切ったということもありますが(どんだけだよ)
受講料も1コース数万円しますので、スタバのコーヒーセミナーのようにコンプリートは出来ませんでした。

スタバのコーヒーセミナーのお話はこちら↓



令和現在も、焙煎塾は開講しています!
くまっちが受けた時と雰囲気とかも変わっているかもしれません。
なにせ、受講したのが10年ほど前なんでね…。
古い話で申し訳ない。写真もないしね。

日程は2日間と変わっていませんが、連日ではなくバラけた日程になっているようなので、連休を取りづらい会社で働いている人は行きやすいかも…?

カリタのナナハン焙煎塾

カリタもコーヒー器具メーカーでおなじみ!
ドリッパー、サーバーなど様々なコーヒー器具が販売されています。


こちらの焙煎塾は、「ナナハン」という焙煎機の使い方を教えてくれる講座です。
少人数制でやっているので、予約がすぐ埋まってしまいます。
タイミング良く予約が取れ、行くことができました。
受講したのは6年ほど前です。
またまた話が古くてすみませんっっ!

焙煎機の説明と、焙煎体験がメイン

焙煎機の半熱風式と直火式の違いや、ナナハンの特長を説明してもらい、順番に焙煎して行きます。
コーノ式の時と同様、言われるままにアタフタ操作していたら終わっていました…。
900gまで煎れるナナハン、頑張れば自宅に置けなくもない大きさです。(お店をやる目的で購入される方のほうが多いとは思いますが)
ただ、自宅で使う目的のみで買うには勇気のいるお値段です。
当時、もらった資料には税抜きで75万円と表記されていましたが、今はもっと値上がりしているのではないでしょうか。

講師の方のお話が面白く、西と東で珈琲の商売の仕方が違う…など、興味深い話も聞くことができました。

お土産は焙煎した豆と、小型の電動コーヒーミルでした。

ナナハン焙煎機の資料
2回ほど焙煎できました!

ナナハンに興味ある人はぜひ!

こちらも現在も開講してます。
ナナハン焙煎機に興味がある・購入を考えている人にはありがたい講座です。

ちなみに、会場であるカリタ本社の最寄り駅は京急本線の子安駅になりますが、駅周辺に時間をつぶしやすそうなお店(カフェとか)がなかった記憶なので、あまり時間に余裕を持って行くとちょっとキツイかもしれません。
もしかしたら現在は新しくお店もできてるかもしれません。または当時の自分が見落としていた可能性も有りですが…。
この情報いる?と思いましたが、一応書いておきます。
だって、自分が早く着きすぎて困ったからっっ!

走るカエル
遅刻するよりマシだけどね。

まとめ

焙煎機に触ったことがない!というまったくの初心者さんでしたら、カリタの講座の方がトライしやすいと思います。
ただし、予約は争奪戦…。

コーノ式焙煎塾は、上級まで受けるのに覚悟がいるかもしれませんが、珈琲のことがより深く理解できるはず。開業を考えている人にもおすすめです。
焙煎に興味がある人なら、どちらも行って損はない内容です!

今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。